引越しの成否を大きく左右する梱包作業。プロの技を身につければ、時間も労力も大幅に節約できます。
本記事では、引越しのプロが実践している効率的な梱包方法をご紹介します。
まず、必要な梱包資材をそろえることから始めましょう。ダンボール箱、緩衝材、ガムテープ、マジック、新聞紙などが基本的な道具です。サイズの異なるダンボールをいくつか用意しておくと便利です。
次に、部屋別の梱包のコツをご紹介します。
リビング
本や雑誌は重さに注意し、小さめの箱に詰めます。装飾品は壊れやすいので、丁寧に包んで別箱に。
キッチン
食器類は新聞紙で包み、隙間なく箱に詰めます。刃物は厚紙で包んで安全に。
寝室
衣類はハンガーにかけたまま専用の箱に入れると、新居ですぐに使えます。
バスルーム
液体類は漏れないよう密閉し、別箱に。 壊れやすいものの梱包には特に注意が必要です。例えば、グラスや花瓶は一つ一つ丁寧に包み、箱の中でも動かないよう隙間を埋めます。
大型家具の梱包と移動準備も重要です。引き出しは空にし、扉や引き出しが開かないようテープで固定します。脚のある家具は、毛布などで包んで保護しましょう。
ラベリングは忘れずに。箱の上下左右に内容物と部屋名を記入し、「割れ物注意」などの注意書きも必要に応じて。 梱包の順序は、使用頻度の低いものから始め、日用品を最後に。時間配分の目安は、1DKで1〜2日、2LDKで2〜3日程度です。
プロの裏技として、以下の5点を押さえておきましょう。
- 洋服タンスはそのまま移動可能。
- 中身を入れたままビニールで包むだけ。
- 皿は立てて梱包すると割れにくい。
- コード類は束ねてビニール袋に。
- 接続図も一緒に入れると便利。
- 観葉植物は新聞紙で包み、立てたまま移動。
- 重いものは小さめの箱に、軽いものは大きめの箱に詰める。
これらの方法を実践すれば、きっと梱包の達人に近づけるはずです。効率的な梱包で、スムーズな引越しを実現しましょう。
